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 社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料)のしくみと計算方法


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 健康保険法・厚生年金保険法


 社会保険料の算定の基礎となる標準報酬月額の決定方法は4種類あります。


 定時決定

 定時決定は、毎年行われる保険料(具体的には標準報酬月額)の見直しです。4月に昇給する会社が多いことから毎年この時期に行われます。

具体的には、定時決定は毎年7月1日現在使用される事業所で、4月、5月、6月に受けた報酬の総額をその期間の月数で除して得た額を報酬月額として、標準報酬月額を決定します。

ただし、その事業所で継続して使用された期間に限るものとし、かつ、報酬支払の基礎となった日数が17日未満である月があるときは、その月を除いて計算します。

例えば、報酬支払の基礎となった日数が4月は19日、5月は16日、6月は20日とすると、報酬支払の基礎となった日数が17日未満である5月を除外して、4月分の報酬と6月分の報酬を足して2で除した額が報酬月額となります。


また、例外的にその年については定時決定を行わないケースとして
次の@またはAがあります。

@6月1日から7月1日までの間に被保険者の資格を取得した者
A7月から9月までのいずれかの月から標準報酬月額を改定(随時改定あるいは育児休業等終了時改定)され、又は改定される予定の被保険者


定時決定により決定された「標準報酬月額」は、その年の9月から翌年の8月までの各月の標準報酬月額となります。ただし、その間に 随時改定あるいは育児休業等終了時改定が行われた場合は、その随時改定あるいは育児休業等終了時改定が行われた月の前月までが有効となります。


 実務上のポイント

 休業中の被保険者については、通常の給与をもらっているときはその額に基づき報酬月額を計算しますが、労働基準法で定める休業手当(平均賃金の60%以上)を受けている場合は、その休業手当の額に基づいて報酬月額を計算します。


 育児休業・介護休業期間中の被保険者の標準報酬月額は、その休業期間の間、会社から報酬が支払われていない場合であっても、標準報酬月額は休業直前の標準報酬月額の基礎となった報酬月額に基づいて決定した額となります。(簡単に言えば、休業中であっても、休業開始直前の標準報酬月額と同じとなります。


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