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 多系統萎縮症



 平衡バランスがとれなくなり歩行時、壁への衝突や転倒を繰り返していたため、精密検査(PET検査、MRI、CT検査)を受けた。その結果、シャイ・ドレーガー症候群、多系統萎縮症と診断。即入院治療を開始。入院中は毎日ヒルロックを投与。


 その後、一時は回復するものの起立性低血圧(血圧が50〜100に幅で変動)と診断され立つと意識が無くなりそうになる。1年後、多系統萎縮症、シャイ・ドレーガー症候群による体幹機能障害2級の身体障害者手帳、重度障害者医療費受給者証、特定疾患医療受給者証をそれぞれ受けた。


 障害年金の代行依頼を受けて面談した頃には、病状がさらに進んでおり、平衡感覚もなくなり杖なしでは歩行できなくなっていた。階段も利用できない。指先も思うように動かない。字が書けない。しゃべりづらい。ゆっくりとしか話せないなど、ひとつひとつの動作に非常に時間を要し生活全般に介護が必要であることを感じ取れました。申請の結果、認定日請求が認められ障害厚生年金2級と認定されました。